MIZUIRO PANTYU

広末涼子、浄化計画

捨てる

死のうと思ったらいろいろと捨てないといけないものがある。持ち物もそうだし命もそうだ。なにかをやりたいという欲求もそうだろう。

でも考えてみると、なにかになりたい、なにかが欲しいという欲求はいつもその欲求自体の解消を目的にしている。どんどん捨てて身軽にならないと年をとってからいろいろと抱え込んでしまうことになる。

子供を捨てて、童貞や処女を捨てて、孤独を捨てて、平凡な人生も捨てて、捨てて捨てまくってようやく見えてくるものがある。